ペンタブレットでホワイトボード共有
リモート会議
緊急事態宣言の解除に伴って自粛も解除されたのですが、世間で言われている通りニューノーマルは始まっています。
うちの会社も御多分に漏れず、リモート会議の頻度が格段に上がりました。
各チームのDRや打合せは、会議室に集まる様な事はもはやせず、事務所の自分の机上でTeams会議での開催が標準になりつつあります。
この状況の不満点は、ちょっとした設計イメージの共有を行う際に、かつての会議室ならばホワイトボード上にちょいちょいっと自分の持っているイメージを描いて説明できたものが、リモート会議では難しい点が挙げられます。
一応、Teamsには「ホワイトボード共有」という機能はあるのですが、イチイチその機能を呼び出さねばならない上に、起動するのに時間が要る、マウスでは描きにくい等不満点が多々ありました。
不満点の1つ、マウスでは描きにくいという点を解消する為にペンタブレットを購入したので、レビューしておきたいと思います。
ペンタブレット
比較的古くからペンタブレットに憧れていた世代なので、ペンタブレットと言えばWacomという印象しか無いのですが、今探してみたら割と色んなメーカーから出ていました。
比較的手に入れやすい価格帯のメーカーとしては以下の感じでしょうか?
- XP-Pen …日本メーカーと言ってるが?
- HUION …韓国メーカー?
- GAOMON…中華メーカー
- Wacom …老舗の間違いなく日本メーカー
いずれも1万円以下でペンタブレットを販売していますが、今回の用途は絵描きではありませんし、単にマウスよりもイメージを描きやすければ良いという程度のものなので、とにかく安いものを選定しました。
ただし、小さすぎると描きにくいかもと思い、1サイズだけ大き目のものを購入しました。
「XP-Pen G640」という製品です。
大きさ的にはほぼマウスパッドと同程度?
ペンはバッテリーレスで8192段階の筆圧感知だそうです。
使い勝手:
ここではあくまでTeams会議のホワイトボード共有でどうだったかだけレビューします。
結論から言えば「期待通り使える」と言えます。
ホワイトボード共有画面上に期待通りの線を描くことが出来、イメージの共有は可能です。
…
しかし、ホワイトボード共有自体が使いにく過ぎます…
- 起動が遅い
- 共有資料を表示しにくい
- タイムラグがある。
設計DRでは、まず設計担当者が検討した土台となる資料を表示して会議を進めます。
ふと思いついたアイデアやイメージは、その会議上で共有している資料にチョイチョイと書き足した方がよっぽどイメージを共有しやすいです。
なのに、ホワイトボード共有では、一度別アプリのホワイトボード共有を立ち上げないと行けません。
この中断時間が意外とキツイ。リモートの欠点と思えてしまう。
理想的には以下の様な機能になってほしいと思うのですが、そういうサービスは未だ無いのでしょうか?
- 共有している資料上に直接描き込める。
- 描き込んだイメージは表示をON/OFF出来る。
- イメージは描き込んだ位置が連動して移動する。
- 共有資料とセットで議事録として残しておける。
そのうち出てくるでしょうが、Microsoftさんに実現してほしいものです。
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