Bluetoothの音楽Codec(コーデック)について

前回のProfileに続いて、Codeについてまとめてみます。
世の中のブログを見てると、無駄に字数を稼いでいてもどかしい所が多いので、いきなり結論に入りますw😋

Profile=A2DPでやり取りするCodeとしては以下がある様です。

Codec遅延サンプリングレートビットレートハイレゾ
SBC170〜270ms
48kHz/16bit
328kbps
✖ (非対応)
AAC90〜150ms可変256kbps
aptX LL40ms未満不明
aptX60〜80ms352Kbps
aptX HD130ms48kHz/24bit576kbps
〇 (対応)
aptX Adaptive50〜80ms48kHz~/24bit276kbps~420kbps~600kbps
LDAC1,000ms96kHz/24bit330kbps
660kbps
990kbps

概ね上→下に行くほど音質が良くなります。
なお、「aptX Adaptive」については、音質の改善を目指してるらしく、96kHz/24bitに対応予定だそうです。
なので、「aptX HD」よりも音質が良いとして下に並べました。
LDACは遅延が大きい様ですが、aptXは遅延も少なく音質も良いと優秀ですね。😍


あと、調べる過程で「aptX Voice」なるCodecの話も見ました。
どうやら、長らく放置されていたヘッドセット用のProfileである「HSP」の音質改善版らしいです。
「HSP」が16kHz/16bitで放置されていたのを、「aptX Voice」では32kHzまでサンプリングレートが改善の模様。
広帯域化された事で、ブツブツ音声が途切れる現象も軽減されるらしいので期待しましょう。😉
Snapdragon865/765から対応するそうです。ただしヘッドセット側の対応もいるので買い直しですけどー…。

このブログの人気の投稿

Oculus Link : 接続→切断を繰り返す時の対処

Google Fit連携する血圧計を求めて

Surface Pro LTE Advanced + 楽天モバイル